全身の痛み、それは顎関節症が原因かもしれません!
日野市にある日野新町歯科医院 院長の飯嶋です。
今回は、顎関節症についてお話いたします。
当院では顎関節症の治療に力を入れています。
顎関節症は、顎関節や口を開けたり閉めたりする筋肉(咀嚼筋)に
痛みや障害が生じる疾患です。
顎関節症とは
顎関節症は、顎の関節や筋肉に問題が生じ、
顎の痛み、開口困難、関節音などの症状が現れる病気です。
主な症状には以下のようなものがあります。
– 顎の痛み
– 開口困難
– 関節音(ゴリッ、ガリッ、クリック音など)
– 頭痛、耳痛
– 咀嚼時の痛み
– 睡眠不足
顎関節症は女性に多く見られ、生活習慣や精神的ストレスなどが原因
となることが多いです。
顎関節症の原因
– 咬合(かみ合わせ)の問題
– 歯ぎしりや食いしばり
– ストレスによる筋肉の緊張
– 外傷(事故やスポーツ等による顎への衝撃)
– 関節の構造的な問題
これらの要因が複合的に作用して、顎関節や筋肉に負担がかかり、
症状が現れるのが顎関節症です。
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顎関節症の症状
その症状は様々であり、個人差がありますが、主な症状は以下の通りです。
- 口が開かない
顎関節症の患者は、口を大きく開けることが困難になることがあります。
これは、顎関節や咀嚼筋の痛みによるものです。
2.口の開閉時の音
顎関節症の患者は、口を開閉する際に、パキッやゴリッ等の音がすることがあります。
これは、顎関節がスムーズに動かないことによるものです。
3.顎関節の痛み
顎関節症の患者は、顎関節に痛みを感じることがあります。
これは、顎関節に負担がかかっていることによるものです。
4.咀嚼筋の痛み
顎関節症の患者は、咀嚼筋に痛みを感じることがあります。
これは、咀嚼筋に負担がかかっていることによるものです。
5.頭痛や肩こり
顎関節症の患者は、頭痛や肩こりを併発することがあります。
これは、顎関節症によるストレスや、咀嚼筋の緊張によるものです。
6.顎がカクカクする
顎関節症の患者は、顎がカクカクと鳴ることがあります。
これは、顎関節がスムーズに動かないことによるものです。
7.顎が外れる
顎関節症の患者は、顎が外れることがあります。
これは、顎関節が不安定になっていることによるものです。
8.舌への影響
顎の関節の位置が悪くなり、舌を司る神経を圧迫して、
舌先のしびれや味覚障害を引き起こします。
顎関節症と睡眠の関係
最近の研究では、顎関節症と睡眠の質との関連性が指摘されています。
– 顎関節症患者は睡眠の質が低下しやすい
– 睡眠の質が低下すると、顎関節症の症状が悪化する
– 良質な睡眠は顎関節症の症状改善に効果的
このように、顎関節症の治療には睡眠の改善も重要な要素となっています。
顎関節症の診断と治療
顎関節症の診断には、問診、触診、X線検査、CT検査などが行われます。
当医院では、顎関節症の問題を改善するために具体的に以下のような方法を行っています。
保存的治療
– 軟らかい食事、顎の運動制限
– 筋のストレッチ
– 咬合調整、マウスガード
– 咬合治療
予防と対処法
顎関節症の予防と症状の改善には以下のようなことが重要です。
– 咀嚼筋のストレッチや筋力強化
– 食事時の片側咀嚼の回避
– 頬杖をつく習慣の改善
– ストレス管理とリラクゼーション
– 早期発見と適切な治療
また、顎関節症は再発しやすいため、定期的な経過観察も大切です。
顎関節症は、様々な症状を引き起こすため、早期発見と治療が重要です。
もし、これらの症状が現れた場合には、歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
ご不明な点がありましたら、遠慮なくお聞きください。
顎関節症は、様々な症状を引き起こすため、早期発見と治療が重要です。
し、これらの症状が現れた場合には、
歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
ご不明な点がありましたら、遠慮なくお聞きください。
日野新町歯科医院
歯科医師 院長 飯嶋 幸弘
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