骨を足す治療法

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骨が足りないと言われた方へ、骨造成という骨を足すという治療法

日野市にある歯医者、日野新町歯科医院では、より安心・安全な治療をおこなう為、カウンセリングやCT撮影、口腔内写真を撮り、治療計画を作成していきます。インプラント治療を検討していく場合は、患者様の骨の状況も正確に分析します。分析結果によってはそのままインプラント手術は行えないケースも存在します。その多くは骨が足りない・状態が良くないケースであり、この場合は骨造成と呼ばれる骨を移植していく治療法をおこなっていきます。

骨の幅について補っていく方法について

インプラント体を埋め込む際に、より骨に定着させるように骨の幅を広げていきます。
この治療方法には2つ種類があります

① GBR法

GBR法とは、骨補填剤と呼ばれる骨の元になる材料を補填したい場所に追加していくことで人体の骨と同様に固めて定着させる治療です。3~6ヶ月で最終的に定着させ、その後にインプラント体を埋入します。ケースによってはインプラント体の埋入と骨補填剤の補填を同時におこなう場合もあります。

② ブロック骨移植法

ブロック骨移植法とは、GBR法でも対応できない難易度の高い症例で適用されます。埋入がより難しい骨の幅が非常に少ないケースが主な症例です。具体的には患者様自身から骨を別の部位からとって移植をすることで、拒絶反応がでることを防ぎます。骨補填剤よりも定着しやすいメリットはありますが、移植のために2箇所手術する必要があるので、患者さんに身体的な負担がかかってしまうことがデメリットして挙げられます。

骨の高さを補っていく方法について

骨の高さが低いことでインプラント治療が難しいケースに関しては、サイナスリフト・ソケットリフトと呼ばれる手術をおこなっていきます。具体的なケースとしては、上顎の奥歯に対して、インプラントを検討した場合、上顎洞と呼ばれる空洞があることで、インプラント体の埋入し必要な骨の厚さが十分でないケースがあります。

● ソケットリフト

少量の骨の厚さを増やせばよいケースに適用されます。骨の代用となるβ-TCPをインプラント体埋入の穴に填入し、骨の厚さを補填していきます。適用できる症例が限定的にはなりますが、小さな傷口で処置できるため、治療期間が短く済みます。骨に定着するまでの期間を含め、約4ヶ月程度の治療期間が必要になります。

● サイナスリフトについて

ソケットリフトでは対応でできない症例に関して適用していきます。具体的なケースとしては、上顎の奥歯周辺の場合です。人間の顔の骨は、上顎内部に上顎洞と呼ばれる空洞が存在します。1度歯を失ってしまうと、うしなった歯の部分は骨吸収がおこります。そのため、骨の高さが低くなってしまい、インプラント体の埋入が難しくなります。骨充鎮材とよばれる材料を使うことで、高さを補い、インプラント体の埋入を可能にする治療法をサイナスリフトと呼びます。

日野新町歯科医院では、骨がたりないことで、インプラント治療を諦めてしまった方に対し、インプラント治療をご提案しています。もし、これらの治療が難しい場合でも体に負担の少ない治療方法などもご提案が可能です。これらのことで少しでもご不明点・ご不安な点がありましたら、一度ご来院下さい。お口の状況をまずは確認した上で、最適な治療方法を一緒に検討していきましょう。

『ありがとうがあふれる病院』
『説明をしっかり理解していただける病院』を目指します。